【テクニカルライティング】技術英検【2024年版】

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技術英検

こんにちは、トイトブルクです!

今この記事を読んでくれている方は

読者

英語や技術には興味がある。

のではないでしょうか。

ただ次のような認識をお持ちの方もいるのでは?

読者

英語ができれば技術英文の読み書きもできるんじゃないの?

しかし技術英語には、一般英語とは別の特徴があります。

目次

技術英語の特徴

技術英語のポイントが、”3C”という考え方です。

技術英語は、一般英語とは異なります。特に、想像力を働かせながら読ませる文学の言葉遣いとは明らかに異なり、読み手がいろいろに解釈することがないように、はっきりと事実を示すことが技術英語の目的です。

Clear(明確に)

  • 1回読めば理解できる英文
  • 伝えるべき内容の論理構成を明確にした英文
  • 具体的で分かりやすい語句と構文を使った英文

Concise(簡潔に)

  • できるだけ少ない語数で伝わる英文
  • 簡潔でより直接的に表現した英文
  • 読み手の負担を最大限減らした英文

Correct(正確に)

  • 的確な名詞や動詞が使われている英文
  • 文法ミスや数字の間違いのない英文
『技術英検3級問題集 2021年度版』

実際に読み書きをすれば分かりますが、技術英文には上記の”3C”を中心とした独自の難しさがあります。

トイトブルク

管理人は工業英検3級と2級に合格しています。

本記事では、受験経験も踏まえて技術英検(技術英語能力検定)についてお話しします。

技術英検(技術英語能力検定)とは、日本技術英語協会が主催している、技術英語(テクニカルライティング)に関する検定です。

技術英検は従来の工業英検を改称した試験になります。

詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

技術英検の合格基準

試験方式合格水準
プロフェッショナル記述式別記
準プロフェッショナル記述式別記
1級選択式・記述式120点(60%)以上
2級マークシート120点(60%)以上
3級マークシート120点(60%)以上

プロフェッショナルと準プロフェッショナルは試験問題が同一で、得点率により結果が異なります。

「辞書・辞典」のカテゴリーに含まれる書籍のみ、2冊まで持ち込めます

プロフェッショナルは得点率75%以上(ただし得点率が50%未満の大問が一問もないこと)で合格です。

準プロフェッショナルは得点率60%以上で合格です。

試験中に使える書籍は「辞書・辞典」のみです。「参考書・単語集・電子辞書」などは持ち込めません。

管理人が工業英検2級を受験した際、試験会場で書籍を没収された受験者がいました。ご注意ください。

技術英検の難易度

2023年6月に行われた技術英検の合格率は以下の通りです。

受検者合格者合格率
プロフェッショナル77名1名1%
準プロフェッショナル77名5名6%
1級151名60名40%
2級177名89名50%
3級252名80名32%

体験談を見る限り、1級以上を受験した人は仕事・研究などで英語を日常的に使っている方が多数です。

それにしてもプロフェッショナルの合格率、低いですね・・・・・・

毎回合格率は1桁台です。

1981年に旧工業英検1級の試験が始まってから、累計の合格者数が1000人に満たないのも納得です。

技術英語の勉強方法

技術英検の勉強方法には以下の方法があります。

  • セミナー
  • Webセミナー
  • オンライン講座
  • 通信添削
  • 書籍

書籍以外の方法は以下のウェブサイトから申し込めます。

書籍で学ぶ場合、参考書(インプット)と問題集(アウトプット)で学習するのが王道です。

そのうち

  • 『技術英語I』(技術英検3級相当)
  • 『技術英語II』(技術英検2級相当)
  • 『Welcome to Technical Writing Volume 1』(プロフェッショナル相当)
  • 『Welcome to Technical Writing Volume 2』(プロフェッショナル相当)

公式サイトでしか購入できません。

他の書籍はAmazonなどのウェブサイトで購入できます。

各級に対応する参考書や勉強法は別の記事で紹介していきます。

技術英検:まとめ

技術英検:まとめ
  • 技術英検は技術英語(テクニカルライティング)の試験
  • 技術英検は旧工業英検の改称版
  • 学習法には書籍・セミナー・通信添削などがある

いかがでしょうか?

技術英検に興味がある方は、公式サイトや本ブログなどを参考に学習に取り組んでみてください。

ご健闘をお祈りしております。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の男性。
色々な物事を解説することが好き。

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