【勉強効率UP】理解と暗記のバランス

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こんにちは、トイトブルクです!

今回の記事は、理解と暗記のバランスについてのお話です。

目次

理解だけでも、暗記だけでもダメ

みなさんは勉強するときに理解を重視していますか?それとも暗記を重視していますか?

確実に言えるのは、理解と暗記のバランスが重要だということです。

理解だけでも、暗記だけでも、効率の良い勉強はできません。

なぜそんなことが言えるのかを説明していきましょう。

理解偏重型の欠点

理解偏重型の欠点は「理解できた」と思う割に成績に結びつかないことです。

最低限覚えなくてはならないことが多くあります。

例として数学で出てくる二次方程式の解の公式を挙げましょう。

$$ x = \frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a} $$

この公式の導き方をテストのときにイチから導出するのは時間がかかりすぎます。

いくら公式を理解しても、暗記した上で使いこなせなければ点数には結び付きません。

学校や予備校の授業を受けて「わかった!」という感覚があっても、自分で問題を解こうとすると解けない経験はあると思います(管理人もそうでした)。

参考書を読んでいても同様のことが言えます。

覚えるべきことを覚えて、問題を解けるようになるまで練習することが重要でしょう。

暗記偏重型の欠点

では逆に、暗記ばかりすることに弱点はないのでしょうか?

実は丸暗記ばかりすると、勉強の効率が悪くなります

例を挙げて説明しましょう。

英文法の授業で次のようなことを勉強しなかったでしょうか?

I enjoyed going on a picnic yesterday.

この例文でenjoyのあとには動名詞(~ing)の形しか使えず、to不定詞(enjoy to ~)の形は間違い。

これは知っておかなければならない事柄ですが、この規則は単語によって以下の3通りがあります。

  • 不定詞も動名詞も使えるもの
  • 不定詞しか使えないもの
  • 動名詞しか使えないもの

不定詞と動名詞の使い分けを一つひとつ丸暗記していませんか?

実はこの使い分けには傾向性があるのです(例外あり)。

次の通りです。

不定詞と動名詞の使い分け
  1. 未来志向な単語には不定詞、過去志向の単語には動名詞を使う
  2. 肯定的な意味の単語には不定詞、否定的な意味の単語には動名詞を使う


例を挙げましょう。

  • decide(決心する)
  • hope(したいと思う)
  • expect(するつもりである)
  • promise(約束する)
  • want(したいと思う)

などは未来志向・肯定的なので不定詞のみを使います。一方

  • avoid(避ける)
  • give up(あきらめる)
  • finish(終える)
  • deny(否定する)

などは過去志向・否定的なので動名詞のみを使います。

上に挙げた傾向性を覚えておけば、すべての単語の使用法を丸暗記する必要はなくなりますね。

ただし例外はありますので、それは個別に覚えてください。

こうした事実を知らないと、丸暗記の連続でうんざりしてしまうことになりかねません。

理解と暗記のバランス:まとめ

理解と暗記のバランス
  • 理解だけだと頭に知識が残らない
  • 暗記だけだと勉強の効率が落ちる
  • 理解と暗記のバランスが重要

以上のように、理解偏重型にも暗記偏重型にもそれぞれ欠点があります

理解と暗記のバランスをとり、効率良く勉強していきたいものです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の男性。
色々な物事を解説することが好き。

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