【技術英検3級】第115回 問題I オリジナル解説

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アイキャッチ:技術英検3級 第115回 問題I

こんにちは、トイトブルクです!

「技術英検3級」を勉強していて、こんなことはありませんか?

受験者A

この問題の答え、なんでこうなるの?解説がないから分からない!

そうなんです。「技術英検3級」の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されていますが、解説がないんです。

過去問は『技術英検3級問題集』しか存在しないので購入は必須ですが、解説がないのは悩ましいところです。

管理人が以前「工業英検3級」「工業英検2級」の勉強をしたときも、

トイトブルク

解説がないから自分で調べて考えなきゃ・・・・・・

となることが多々ありました。

ところで管理人は、現在以下の資格を持っています。

  • 工業英検3級(技術英検2級相当)
  • 工業英検2級(技術英検準プロフェッショナル相当)

そこで本ブログでは、工業英検2級に合格した管理人が、技術英検3級の過去問を解説します。

解説を読んでいただければ、

受験者B

そうか!このように問題を解けばいいんだ!

と感じていただけるでしょう。

技術英検3級の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されています。著作権の関係上、問題文は掲載できません。『技術英検3級問題集』をご用意の上、記事をお読みください。

本記事では、工業英検4級第115回(2018年5月)の問題Iを扱います。

なお、「技術英検3級」と「工業英検4級」はほぼ同内容の試験です。

目次

技術英検3級 配点 問題I

「技術英検3級」における問題Iの配点は70点です。1問10点×7問=70点になります。

技術英検3級 旧配点:問題I

問題Iは英文和訳です。

幸い解答は4択の選択式なので、完全な訳ができなくても答えを導くことは可能です。

個別の問題に入る前に、解法の流れを見ておきましょう。

適切な和訳を選ぶ問題の解法
  1. 文の構造(SVOC)を把握する
  2. メイン構造を訳す
  3. 自分で直訳してみる
  4. 直訳が選択肢にない場合、文意を変えないで意訳しているものを探す

文の各要素は以下の通りとします。ただしdiffer fromなど、前置詞を含む動詞(群動詞)をまとめて他動詞と扱う場合があります。

  • S:主語
  • V:動詞
  • O:目的語
  • C:補語
  • M:補助的な要素

上の解答手順を参考にしながら、個別の問題に入っていきましょう。

問題(a)~(g)の解説

(a)

文構造の把握
  • S = We
  • V = are
  • M1 = heavily
  • C = dependent
  • M2 = on oil and gas imports

be dependent on A 「Aに依存する」

以上より、正解は選択肢1です。

(b)

文構造の把握
  • S = You
  • V = can establish
  • O = a temporary secure connection
  • M = with this software
  1. establish 「~を確立する」
  2. temporary 「一時的な」
  3. can establish a temporary secure connection
    「一時的な安全な接続を確立できる」→「一時的に安全な接続ができる」

以上2点より正解は選択肢4です。

(c)

文構造の把握
  • S = We
  • M = usually
  • V = do not feel
  • C = the weight of the atmosphere

atmosphere 「大気」

以上より、選択肢2が正解となります。

(d)

文構造の把握
  • V = Fold
  • O = a hexagonal piece of water
  • M1 = in half
  • M2 = along its diagonal line
英語日本語
pentagonal五角形の
hexagonal六角形の
heptagonal七角形の
octagonal八角形の
nonagonal九角形の
decagonal十角形の
polygonal多角形の

hexagonalを六角形と訳している選択肢1が正解になります。

(e)

文構造の把握
  • S = Sea water
  • V = is evaporated
  • M = in this primary processing section
  1. evaporate「~を蒸発させる」
  2. primary「一次の」 secondary「二次の」 spare「予備の」

以上2点を押さえた和訳が正解の選択肢1です。

(f)

文構造の把握
  • S = The engine
  • V = must ~ be shut off
  • M1 = always
  • M2 = before an inspection
  1. shut off A「Aを停止させる」
    The engine must be shut off「エンジンを停止しなければならない」
  2. inspection「点検」

以上より正解は選択肢3です。

(g)

文構造の把握
  • S = The number of cars
  • M1 = sold in Japan
  • M2 = last year
  • V = was
  • C = more
  • M3 = than 3.5 million
  1. numberの表現
    the number of A「Aの数」
    a number of A「たくさんのA」
    本問では”the number of cars”なので、「自動車の台数」と訳します。
    もし「たくさんの自動車」の場合、wasではなくwereとなるはず。
  2. 3.5 million「350万」
    thousand「1000」
    million「100万」
    billion「10億」
    trillion「1兆」
  3. sold in Japan「日本で販売された」
    選択肢1は「製造された」なので不適切です。

以上を押さえた和訳が選択肢4です。

工業英検4級 第115回 問題I:まとめ

問題Iを解くポイント
  • まずは文構造を把握しよう
  • メイン構造の訳だけで解答できる問題も多い
  • 英文を直訳して、合致する選択肢を選ぶ

最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の男性。
色々な物事を解説することが好き。

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