こんにちは、トイトブルクです!
「技術英検3級」を勉強していて、こんなことはありませんか?
この問題の答え、なんでこうなるの?解説がないから分からない!
そうなんです。「技術英検3級」の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されていますが、解説がないんです。
過去問は『技術英検3級問題集』しか存在しないので購入は必須ですが、解説がないのは悩ましいところです。
管理人が以前「工業英検3級」「工業英検2級」の勉強をしたときも、
解説がないから自分で調べて考えなきゃ・・・・・・
となることが多々ありました。
ところで管理人は、現在以下の資格を持っています。
- 工業英検3級(技術英検2級相当)
- 工業英検2級(技術英検準プロフェッショナル相当)
そこで本ブログでは、工業英検2級に合格した管理人が、技術英検3級の過去問を解説します。
解説を読んでいただければ、
そうか!このように問題を解けばいいんだ!
と感じていただけるでしょう。
技術英検3級の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されています。著作権の関係上、問題文は掲載できません。『技術英検3級問題集』をご用意の上、記事をお読みください。
本記事では、技術英検3級第124回(2020年11月)の問題IIIを扱います。なお、『技術英検3級』と『工業英検4級』はほぼ同内容の試験です。
問題IIIの傾向・対策
問題IIIは前半と後半のフレーズを組み合わせる問題で、配点は1問3点×5問=15点です。
問題が5題に対して選択肢が5つ。1か所間違えると自動的にもう1か所間違えてしまいます。
英文の前後をつなぐ問題の解法は以下の通りです。
文の各要素は以下の通りとします。ただしdiffer fromなど、前置詞を含む動詞(群動詞)をまとめて他動詞と扱う場合があります。
- S:主語
- V:動詞
- O:目的語
- C:補語
- M:補助的な要素
以下、問題の解説に入っていきます。
問題IIIの解説
(a)~(e)の文の要素
(a) SV
(b) SVM (rightは「すぐに」という副詞)
(c) SVO
(d) SVM
(e) SVO
1~5の文の要素
1. M
2. how節 + MVS (倒置法)
3. so節 + SVM
4. M
5. when節 + SVO
(a)の解答
“depends on”の後は目的語が来ますが、1~5のうち目的語になれるのは2しかありません。
よって選択肢2. が正解です。
(b)の解答
文末のカンマ(,)が重要なヒント。その後に続けるのは「接続詞+文」になっている選択肢3. のみです。
(c)の解答
文法的には1, 4, 5があり得ます。
“a loud bang(大きな衝撃音)”と”the sound barrier(音の壁)”が関連するので、選択肢5. が正解です。
“sound barrier”とは、飛行機が音速に近い速度で飛ぶときの空気抵抗を指します。
(d)の解答
文法的には1, 4, 5が候補。”sea level(海面の高さ)”と”global warming(地球温暖化)”が関連しますね。
よって選択肢1. が適切です。
(e)の解答
文法的には1, 4, 5があり得ます。
電力 = 電圧 × 電流
electric power = voltage × current
よって選択肢4. が正解です。
第124回 問題III オリジナル解説:まとめ
- 文の前半・後半を構造把握する
- 文法的に成立する組み合わせを絞り込む
- 最後に文の意味から判断する
最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。
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