こんにちは、トイトブルクです!
【詳報】技術英検3級分析で紹介したとおり、技術英検3級の教科書は次の2種類です。
- 工業英検4級対策
- 技術英語I
上記のいずれかが適切と管理人は考えます。
『工業英検4級対策』は技術英検3級に対応しています。
本記事は『工業英検4級対策』を独自に追加解説したものです。著作権の都合上『工業英検4級対策』の文章は掲載できません。『工業英検4級対策』をご用意の上でご覧ください。
本記事ではChapter 1の内容を扱います。
1.1(p.6~13)
1.1.1(p.6~9)
Example 1
(a) “read”は他動詞で「~を示す」という意味です。
(c) “be made of”と”be made from”について。
- “of”は元の材料が見えるときに使います。「いす」は材料の木や金属がみえるので”of”です。
- “from”は元の材料が見えないときに使います。「ワイン」は原料のブドウが一見してわからないので”from”を使います。
(d) “function”には複数の意味があるので使い分けが必要です。技術英語では「機能」「関数」の意味で多用されます。
(e) この文の”it”は形式主語で、”it” = “to construct the bridge”となります。”It takes <時間> to V”は頻出表現です。(V:動詞の原形)
練習2
2. “college”は「単科大学」、”university”は「総合大学」。
4. “supply A with B” = “supply B for A”でA(人・場所)にB(物)を供給するという意味になります。前置詞の使い分けにご注意ください。
1.1.2(p.10~13)
Example 2
(a) “weigh”は「~の重さがある」という動詞です。SVCの文型になります。
練習5
3. “rust”は「~を錆びさせる」という他動詞です。受け身にして”be rusted”で「錆びている」という意味になります。
4. “lying”の原形は”lie”「~がある」です。lieとlayの意味と変化に注意してください。
- “lie” =「横たわる」(自動詞) lie-lay-lain-lying
- “lay” =「横たえる」(他動詞) lay-laid-laid-laying
1.2(p.14~21)
1.2.1(p.14~17)
Example 3
(e) “information”「情報」は不可算名詞です。「たくさんの情報」と表したいときは”much[a lot of] information”と表現します。
練習6
1. “finish”はここでは「~を仕上げる」という意味です。
練習7
1. “sur-“は「上から」「上に」という意味の接頭辞を表します。
2. “centi-“は「100分の1」という意味の接頭辞です。
3. “tele-“は「遠隔の」という意味の接頭辞を表します。
4. “-meter”は「~計」という意味の接尾辞です。
1.2.2(p.18~21)
Example 4
(a) “cost”は「~の費用がかかる」という他動詞になります。
練習8
1. (b) “dozen”は「1ダース(12個)」という意味です。
1.3
1.3.1
基数詞のスペルにはまぎらわしいものが多く見られます。
1.3.2
Example 6
(a) 最上級表現の一つで「~番目に大きい」という意味を表します。
(b) “twice”は「2倍」、”three times”は「3倍」、”~ times”は「~倍」、”a half”は「半分」です。
(e) “place”には「順位」という意味があります。
練習11
1. “3 times a day”の”a”は「~につき」という意味です。
6. “every”は「~ごとに」を表します。
練習12
1. “4 times harder than steel” = “4 times as hard as steel”
どちらも頻出です。
2. 「1/2」は”a half”、「1/3」は”one-third”などとつづります。
1.4 (p.30~36)
1.4.1(p.30~33)
1.4~1.5は5文型に関する話です。
5文型では主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)を基準に英文を分類します。
- 第1文型:SV
- 第2文型:SVC
- 第3文型:SVO
- 第4文型:SVOO
- 第5文型:SVOC
S・V・O・Cは文の主要素です。またMを補助要素といい、文型とは関係ありません。
1.4.1 は第1・第2文型関連です。
練習13
3. 完成文は
“The tube is 15 meters and 8 centimeters in diameter.”ここで”and”は”15 meters long”と”8 centimeters in diameter”を並列しています。”and”で並列するのは同じ構造をしたものです。この文では両方とも「長さ」を”and”でつないでいます。
練習14
1~4に出てくる前置詞(at, in, of)にも注意しましょう。”be interested in”の”in”は頻出です。
- “interest”は「~に興味を持たせる」という他動詞。受動態にして”be interested in ~”とすると、「~に興味をもたせられる」→「~に興味をもつ」となります。
1.4.2(p.34.~36)
ここでは第3文型(SVO)を扱っています。
練習15
3. ここでの”run”は「走る」ではなく、「~を経営する」という意味の他動詞です。目的語があるかで区別しましょう。
1.5(p.37~41)
1.5.1
ここでは第4文型(SVOO)を扱っています。第4文型で用いられる動詞は少ないので、知らないものがあったら覚えておきましょう。
SVO1O2では、O1は「~に」、O2は「~を」に当たる言葉が入ります。
SVO1O2 = SVO2 to[for] O1という書き換えが可能です。
工業英検で厳密に問われる可能性は低いと思いますが、上記の書き換えで”to”か”for”かは判断に迷います。
大まかにいうと、次のように分類できます。
- to :「相手に何かを届ける」意味を含むとき(giveなど)
- for :「相手のために何かをしてあげる」意味を含むとき(buyなど)
- of :動詞が”ask”のとき(例外)
1.5.2(p.42~45)
ここでは第5文型(SVOC)を扱っています。この文型で用いられる動詞は数が限られるので、代表的なものは覚えておきましょう。
この文型では「O = C」の関係、あるいは「OがCする」という関係が成り立ちます。
Chapter 1のまとめ
- 技術英語独特の英単語を覚える
- 5文型を覚える
- 頻出熟語表現を覚える
最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。
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