こんにちは、トイトブルクです!
高校生の半分は中学段階の勉強でつまずいていると言われています。
本記事でお話しするのはその理由と対策です。
授業についていける生徒の割合
質問ですが、小学生・中学生・高校生にうち、授業についていけている生徒はどのくらいいると思いますか?
・・・・・・正解は、
- 小学生で7割
- 中学生で5割
- 高校生で3割
と言われています。
半分の生徒は、中学段階ですでにつまずいているんですね。
勉強でつまずいていても、勝手に授業が先に進んでしまうことが主な理由です。
とくに公立の小学校・中学校では義務教育の関係上、ほぼ同一のカリキュラムで授業を進めざるを得ません。
また、中間テストや期末テストで学んだことを、復習する機会がないことも一因です。
つまずきをチェックして、中学段階からでもやり直す
以上のような中学段階でつまずく原因を踏まえ、どう対策すればよいでしょうか?
そのためにはまず、自分が中学段階でつまずいているかどうかを確認する必要があります。
実際に中学レベルの試験問題を説いて確認してみましょう。
合格ラインは以下の通り。
都道府県立入試の過去問を解いてみて、8割以上の得点ができれば、その教科についてはほぼ問題がないと見ていい。
都道府県立入試と強調したのは、私立だと応用問題が多いので基礎力のチェックには向いていないからです。
また、チェックするのは英・数・国の3科目でいいでしょう。
理・社は高校では選択科目なので、中学生物を復習したけど高校では生物を選択しない、というケースもあるでしょう。
また理・社の科目は高校でイチから勉強しても対応できます。
それでは都道府県立入試の過去問で8割に届かなかったときにどうするか。
ここが今後実力を伸ばせるかどうかの分かれ道です。
先ほど高校生の5割は中学段階でつまずいていると申し上げました。
私だけ遅れているんじゃ・・・・・・?
という不安は要りません。全然恥ずかしいことでもありません。
高校生としてのプライドが・・・・・・
という気持ちもわかりますが、きちんと実力を積み上げることの方が重要なのではないでしょうか。
英・数・国は、典型的な積み上げ型の教科なので、中学段階のつまずきを残したまま高校内容を理解することは難しいでしょう。
むりやり高校内容をやろうとしても、丸暗記にしかなりません。
それなら中学内容をしっかり理解したほうが、効率もよく勉強も楽しくなるでしょう。
つまずいていた分野を重点的に復習する
では具体的な復習方法に入ります。
先ほどの都道府県立高校入試の過去問で、間違えた分野をチェックしましょう。
チェックした分野について、中学生向けの参考書で復習をします。
使用する参考書はお好みでいいのですが、こだわりがなければ、
- 英語:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
- 数学:やさしい中学数学
- 国語:中学国語をひとつひとつわかりやすく。
などはいかがでしょうか。
これらの本は説明が詳しいため、丸暗記に頼らずに問題を解く方法を身につけられます。
これらの本で弱点を克服した後、もう一度高校入試の過去問に挑みましょう。
8割取れるようになっていれば、中学内容は卒業です。
5割の高校生は中学でつまずく:まとめ
- 都道府県立高校入試の英・数・国の過去問を解く
- 得点率8割未満の教科を中学生向け教材で復習する
- 再度高校入試の過去問を解く
- 8割の得点率になるまで2~3のステップを繰り返す
中学内容を復習することは、決して恥ずかしいことではありません。
5割の高校生は中学内容でつまずいているのですから。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。
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