【勉強効率UP】英語以外の勉強でも音読していますか?

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こんにちは、トイトブルクです!

本記事は、英語以外の教科の勉強でも音読が役に立つというお話です。

目次

音読の効用は英語だけではない!

みなさんは音読というと、英語の勉強を思い浮かべませんか?

たしかに英語に関して、音読の効用について書いてある書籍やサイトを多く見かけます。

私も「英語の勉強に関して音読が効果的」なことに賛成します。

しかし音読は英語の勉強に特化したものではないのです。

たとえば小学校の算数の授業で、九九を習いましたよね?

そのとき声に出さないで九九を覚えたという人はほとんどいないと思います。

学生A

イチイチがイチ、イチニがニ、イチサンがサン、・・・・・・

このように何度も声に出して練習して九九を覚えたと思います。

声を一切出さずに九九を覚えるのは非効率でしょう。

音読の効用はみなさんが想像しているよりも幅広いというのが私の意見です。

ではさまざまな教科における音読にはどんな方法・効果があるのでしょう?

各教科における音読の効用

英語

英語に関してはいろいろな書籍・サイトで音読の方法・効果が指摘されているので、ここでは一点だけお話しします。

それは英語を英語のまま理解できるようになることです。

英語を習いたての頃は、一文ずつ英文を日本語に訳して理解していたと思います。

学生B

I study English.

という英文であれば、頭の中で

I = 私
study = ~を勉強する
English = 英語

学生B

私は英語を勉強する。

といった手順を踏むと思います。

ただこの手順を踏んでいると、時間がかかると思いませんか?

次の例ではどうでしょう?

学生C

I have a friend whose father reads books written in English.

学生C

私には英語で書かれた本を読む父をもつ友達がいる。

一語一語を日本語に直し並び替え、訳をつくり理解する・・・・・・

だんだん面倒になってきませんか?

第一、これでは長い英文を読むとき、時間がかかりすぎます。

そこで英語を英語の語順のまま理解するのです。

上の例でいえば

学生D

I have a friend / whose father reads books / written in English.

学生D

私には友達がいる/(友達の)父は本を読む/(その本は)英語で書かれている。

そうすると英語を英語の語順のまま理解できるようになります。

この練習に音読はもってこいなのです。

なぜか?

音読中に後ろから返って訳すことは不可能なのが理由です。

何度も練習していると、日本語がジャマにさえなってきます。

音読を練習すると

  • 英文を読むスピードが格段に上がる
  • 単語の発音が自然に身につく
  • リスニング力が向上する

などいいことずくめです。ぜひ音読を活用してください。

数学

数学の公式を覚えるとき、みなさんはどうしていますか?

たとえば二次方程式の解の公式

$$ x = \frac{-b\pm\sqrt{b^{2}-4ac}}{2a} $$

は暗記する必要があります。試験中に公式を導出する時間はありません。

暗記するとき

学生C

xイコール2a分のマイナスbプラスマイナスルートbの2乗マイナス4ac

と暗唱した人も多いと思います。

もちろん数学の公式をすべて暗唱して覚える必要はありません。

しかし必要ならば音読を活用したほうが効率よく覚えられるでしょう。

国語

読書習慣がない人は読むスピードが遅い傾向にあります。

またなんとなく文章を読み飛ばしてしまい、内容が理解できないこともしばしばです。

こういった方は、現代文の勉強のときに音読を取り入れてはいかがでしょうか?

理解があいまいな部分を音読しようとするとつっかえますので、弱点が自然にあぶりだされます。

以下、国語に関して多くの著書がある齋藤孝先生(明治大学文学部教授)の引用です。

 国語の授業に音読(素読)を取り入れるべきだ

古文や漢文の勉強にも音読を取り入れると、「読み慣れ効果」で読解スピードが上がります。

またたとえば古文の助動詞「けり」の活用を覚えるとき、書いて覚えるよりも

学生F

けら・けり・けり・ける・けれ・けれ

とリズムよく暗唱したほうが早く覚えられます。

漢文の句法でも同じですね。

再読文字「未」(いまだ~ず)も音読したほうが覚えやすいと思います。

理科

理科の分野でも音読が活用できる場面はあります。

たとえば高校の化学では、元素記号の1~20番は暗記が必須です。

こういったときにゴロ合わせが有効なのですね。

学生G

水兵リーベ僕の船、七曲がりシップスクラークか

語呂合わせなしで覚えるのは一苦労だと思います。

社会

「社会で音読?」と思われるかもしれませんが、実は有効です。

東進ハイスクールの日本史担当講師である金谷俊一郎先生は、

日本史でも音読が重要である。
スラスラと読めない用語は、覚えづらい。

『日本史の勉強をはじめからていねいに』(金谷俊一郎、東進ブックス)

といった趣旨の発言をされておられます。

用語を覚える、または論述対策のために「文」を覚えるためにも、音読を活用してはいかがでしょうか?

英語以外の勉強でも音読していますか?:まとめ

音読の効用
  • 英語の学習に音読は重要
  • ほかの教科でも音読は役に立つ
  • 音読により、勉強の効率が上がる

以上各科目について音読の重要性を書きました。

ぜひ日々の勉強に音読を取り入れて、勉強の効率をUPさせてください

最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の男性。
色々な物事を解説することが好き。

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